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VBA_Access

メッセージを表示する関数

よく利用されるのが、任意のメッセージを表示するMsgBox関数です。また、メッセージを表示するというより、ユーザに入力を要求するメッセージを表示して、入力できる関数にInputBox関数があります。

MsgBox関数

メッセージを表示する関数です。

MsgBox関数

【書式】 MsgBox (メッセージ内容[,ボタンの種類][,タイトル名]
[,使用するヘルプファイルの名前][,ヘルプファイルのコンテキスト番号])

このMsgBox関数は、前の章で詳しく解説しておりますので、ここでは解説は省略いたします。

InputBox関数

入力ボックスを表示させて、入力を促すメッセージを表示し、ユーザとの対話を実現します。

InputBox関数

【書式】 InputBox (メッセージ内容[,タイトル名][,既定値]
[,x座標][,y座標][,ヘルプファイルの名前][,ヘルプファイルのコンテキスト番号])

(例)
  Sub inputbox_kansuu()
  	Dim Namae As String
  	Namae = InputBox("名前を入力してください", "入力")
  	MsgBox Namae & "さんですね"
  End Sub
    

実行すると、入力ボックスが表示されます。名前を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

メッセージボックスが表示され、名前と「さんですね」の文字列が続けて表示されます。

InputBox関数は、ユーザからの情報を取得できるものになります。通常、ユーザからの取得した情報(値や文字列など)は、変数に格納して、その変数を後の処理で利用します。