昨今のビジネスでは、「プレゼン」という言葉をよく耳にしますが、「プレゼン」とは「プレゼンテーション」の略語になります。いくら良い提案であっても、顧客が理解し納得出来るように伝わらなければ意味がありません。その伝え方が｢プレゼンテーション｣となります。
プレゼンテーションを上手に行うには次のような要件を満たす必要があります。

• 顧客に理解してもらう為には、顧客の立場・経験・知識・レベルにあった内容である事
• 顧客に納得してもらう為には、提案内容が、顧客自身に利益があると判断出来る事

プレゼンテーションとは、『顧客に、顧客が得になるという事を説く』、つまり｢説得｣の行為であり、顧客が得になる事を理解する｢納得｣の行為でもあります。
対象顧客にいかに分かり易く、かつ簡潔に伝え、納得して意思決定をしてもらう活動が「プレゼンテーション」です。
このプレゼンテーションを行う場合に利用されるソフトが「Microsoft PowerPoint」（通称、パワーポイントと呼ばれる）です。

パワーポイントとは

パワーポイントは、プレゼンテーション（発表）の場において使われるソフトです。利用としては、会議での発表や商品説明会などで使うスライドや配布資料を作ることができます。

パワーポイントには、スライドや配布資料作成に便利な機能がいくつも備わっています。発表では、イラストや図解などを実際に見せた方が理解しやすいように、視覚的に訴える場面を利用しますが、パワーポイントではそれらの操作を簡単に行えるようになっています。
また、「アニメーション」と呼ばれる、貼り付けた図をスライド上映中に動かすこともできるので、人の目を惹きつけることができます。
発表のポイント（重要な場面）となる箇所に、アクセントを加えることも簡単にでき、動画や音声などもスライドに組み込めるようになっています。

現在、パワーポイントはビジネスでとても重宝されており、パワーポイントを使えることは、ビジネスマンの必須能力と言われるほどになっています。
Wordを使うことができれば、パワーポイントの操作は決して難しくありません。また、少しコツさえつかめば、「分かりやすい・美しい」スライドや資料を誰にでも簡単に作ることができます。